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Table-1 List of Pirot Project of "Eco port"

港湾名/地区名 モデル事業の基本方針 モデル事業の設備方向
横浜港新港地区 ?水辺を活かしたアメニティ空間の創造。

?赤レンガ倉庫、ハマーヘッドクレーン、トラス 橋等の歴史的土木資産の保存・活用

?パブリックアクセスの確保

?横浜らしい港湾景観の創造

?海域環境改善のための汚泥浚渫、良質な砂による覆砂

?歴史的土木資産を核とした緑地整備(赤レンガパーク、ハンマーヘッドクレーンパーク、象の鼻パーク)

?新港地区の護岸敷きや新港連絡鉄道跡地を活用した緑道設備(新港プロムナード、ウィンナープロムナード)

堺泉北港泉北地区 ?生態系の保全と育成

?水質改善

?海の自然にふれる体験学習の場の形成

?ウォーターフロントの特性を活かした景観形成。

?海水の流れの活用や浚渫等による水質の保全・改善、生物資源の保護・育成

?人工海浜・干潟の造成による質の高い水辺空間の形成

 

博多港和白地区 ?人と自然が共生したウォーターフロント空間の形成

?多くの野鳥が飛来する海域特性を活かした保全・利用

?海の開放的空間と都会的な魅力が調和した景観の形成

?和白干潟で代表される豊かな自然環境の保全,、野鳥公園の設備による野鳥の生息域の確保

?潮干狩りや野鳥観察,ヨット等のマリンレクリエーションの場の確保

?遊歩道、砂浜、傾斜式護岸の設備による親水性の高い海岸線の創出

?汚泥の浚渫、良質な砂を用いた覆砂による水・底質の浄化

塩釜港向洋地区 ?干潟及び生態系の保全

?自然にふれる体験学習所の形成

?野鳥や海浜植物の観察会場の形成

?ウォーターフロントの特性を活かした景観形成

?蒲生干潟と隣接して設備される物流施設のバッハァーゾーン及び自然とのふれあいの場としての緑地の設備

?多くの野鳥が飛来する蒲生干潟や全面の海浜を保全しつつ野鳥の観察を行えるサンクチュアリゾーンの形成

小松島港沖州地区 ?吉野川河口干潟の保全に配慮した港湾設備の推進

?川と一体となり、川を取りこんだ親水空間の形成

?自然とのふれあいの場として海に開かれた空間の形成

?周辺自然環境を考慮した景観形成

?河口部干潟への影響のない埋め立て護岸設備

?人工干潟、海浜など自然と親しめる水辺空間を含む緑地の設備

?人と自然環境の共生をテーマに市民の交流・学習の場の創出

唐津港東地区水産埠頭地区 ?市民に開かれた快適で豊かなウォーターフロント空間の形成

?自然と生物にやさしい海域環境の創造

?海水浄化機能のある護岸構造を取り入れた親水水路の開削及びこれらを核とした緑地の設備

?汚泥浚渫・覆砂による水・底質改善

6. おわり

環境への取り組みの強化は、これまで見てきたとおり、今後の港湾行政においても重要なテーマである。

しかしながら、国家財政がきわめて厳しい状況にある今日、環境関係の予算についてもその例外ではない。

限られた予算で効果的に環境施策を推進するためには、行政がそれへ向けた技術開発を着実に行いつつ、分野を越えて連携していく必要があることはいうまでもない。

さらに、これとともに不可欠なのが、行政と地域住民との連携である。

港湾行政においては、港湾計画や港湾環境計画について、市民にわかりやすい情報を提供することにより、港湾の将来の姿や環境への配慮、具体的な環境の保全と創造に係る施策について、市民の十分な理解と協力を求める。また、港湾の緑化や清掃など、港湾の環境を良好に維持し、改善するためのイベントを実施するとともにこれらに関する市民のボランティア活動に対して積極的な支援を行う。こうした努力を行っていくことにより、エコポート実現の道が開けるものと考えられる。

 

 

 

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